ホテル・観光の専門学校&スクールガイド
“ホテル”で活躍する人々

“ホテル”で活躍する人々

ホテルパーソン~ホスピタリティのプロをめざす~

ホテルでは、来訪者が気持ちよく宿泊・利用できるように、さまざまなサービスがそこで働くホテルパーソンによって提供されています。ホテルパーソンは、国内はもとより海外からやって来るすべての来訪者へ、行き届いたサービスを行うプロフェッショナル集団なのです。

ホテルでの仕事は、宿泊を担当する「宿泊部門」、レストランや宴会場・婚礼会場を担当する「料飲・宴会部門」、宿泊や宴会の販売・マーケティング分析を担当する「セールス・マーケティング部門」、経理・総務・設備メンテナンスを担当する「管理部門」に分かれています。

では、部門ごとにそれぞれの職種と仕事内容を見ていきましょう。どの部門においても仕事をする上で一番大切なのは、千差万別な来訪者への「ホスピタリティ(心のこもったおもてなし精神)」です。この中に、あなたの興味をひく職種があるでしょうか?

ホテルパーソン

◆部門別の職種

宿泊部門

宿泊客の接遇を担当
以下に宿泊部門の主な職種と仕事内容をご紹介します。このほかにも「宿泊予約」「電話交換」「客室清掃」などの職種があります。

職種 主な仕事
宿泊支配人 宿泊部門の総括責任者。
コンシェルジュ(※下記コラム参照) お客さまのありとあらゆる要望に応えるサービスのスペシャリスト。
フロント係 フロントカウンターでチェックイン・チェックアウトの手続きなどを担当。
ドアマン・ドアウーマン ホテル入口でお客さまの送迎を担当。
ベルボーイ・ベルガール 部屋までお客さまを案内する。
ハウスキーパー ターンダウンサービスなど客室を整備する。
※コンシェルジュ~「ホテルマンの顔」~
コンシェルジュの能力や人柄は、ホテルにとって非常に重要です。ホテルの設備についての説明から、周辺の観光案内、食事や交通機関の予約、手紙の代筆まで執り行います。このようにコンシェルジュの仕事は接客だけにとどまらず、宿泊客にとっての秘書のような役割も果たします。外国人客の対応も多く、当然語学力は必要。またVIP専門の接客をすることもあります。ホテルでもっとも深い知識をもっているポジションなので、時にはホテル内の従業員から質問を受けることもあります。あらゆる事態に対処できる能力が求められ、そのホテルのランクを決めてしまうほどの影響力をもった「ホテルマンの顔」なのです。

料飲・宴会部門

コミュニケーションの場を演出
以下に料飲・宴会部門の主な職種と仕事内容をご紹介します。このほかにも「バーテンダー」「コック」「照明・音響」などの職種があります。

職種 主な仕事
FBマネージャー 飲食部門(Food&Beverage)の総括責任者。
キャプテン 「黒服」とも呼ばれる、レストランの時間帯責任者。
ソムリエ レストランでワインのサービス全般を担当。
ウェイター・ウェイトレス レストランの接客を担当。
フォードコーディネーター レストランの料理の演出やメニュー開発、インテリアなどを担当。
総料理長 ホテル全体の調理の最高責任者。
バンケットマネージャー 宴会や婚礼の実施責任者。
ブライダルコーディネーター 婚礼のアドバイスから演出まで、婚礼に関する業務を担当。

セールス・マーケティング部門

新たな出会いの場をつくり出す
以下にセールス・マーケティング部門の主な職種と仕事内容をご紹介します。

職種 主な仕事
営業 宴会や客室の販売を担当。
マーケティング マーケティングデータ分析を担当。
企画 ホテルのイベントや宿泊プランなどの企画を担当。
広報 ホテルのイベントや宿泊プランなどの宣伝を担当。

管理部門

ホテルの裏舞台で活躍
以下に管理部門の主な職種と仕事内容をご紹介します。

職種 主な仕事
経理 ホテルの経理や食品原価計算などを担当。
総務 人事・労務・給与・教育などを担当。
施設管理 ホテルのエネルギー施設の維持・管理や、設備・備品のメンテナンスを担当。
広報 ホテルのイベントや宿泊プランなどの宣伝を担当。

◆ホテルパーソンへの道

観光学科やホテル学科のある専門学校、短大、大学などを卒業後、ホテルへの就職をめざします。ホテルごとに書類選考や、筆記・面接試験があります。採用が決まれば一定期間研修を受け、その後本人の希望や適性に応じて配属が決まります。

◆就職の“アピールポイント”

国際感覚や語学能力を磨く
この職に就くのに必須の資格はありませんが、「実用英語技能検定」など語学関連の資格や「ホテルビジネス実務検定」の資格を取得しておくと、就職の際には有利でしょう。また、最近は海外からの旅行客が増え、外国人に対する接客が多くなりました。そのため今まで以上に豊かな国際感覚が求められるので、そういった点をアピールできるように準備しておきましょう。

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